日本の食を知ろう第二弾!
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9月14日(日曜)は十五夜 中秋の名月です。
旧暦の8月15日にお供えものをして美しい月を楽しむお月見。
十五夜、中秋の名月などとも言われ、秋の収穫祭を兼ねて里いもを
供えたことから芋名月とも呼ばれています。
月がよく見えるように縁側に供えられた月見団子を近所の子どもたちに
たくさん盗み食いされた家ほど縁起が良いとされる、たのしい風習もあったようですよ。
お月見団子&串団子3種
材料 4人分
白玉粉 | 400g |
砂糖 | 小さじ2 |
水 | 1と3/4カップ |
A・砂糖 | 120g |
・片栗粉 | 大さじ2 |
・しょうゆ | 大さじ4 |
B・きな粉・砂糖 | 各適宜 |
・塩 | 少々 |
つぶあん | 適宜 |
作り方
1.
白玉粉・砂糖を半量ずつボウルに入れ、水をそれぞれ少しずつ加えて練り、耳たぶぐらいのやわらかさに練る。
2.
半量はお月見団子用に15等分する。残りの半量は、串団子用に24等分してそれぞれ丸める。
熱湯に入れ、浮き上がってきたら、お月見団子の方は約3分、串団子の方は約2分ゆでて冷水に取り、キッチンペーパーでよく水気をとる。
ゆで上がりの目安は、浮き上がってきてから約2〜3分です。
3.
鍋にA・水1カップを順に入れて弱火で煮て、とろみがついたら火を止める。
串団子用は串に2個ずつ刺す。
4.
お月見団子は紙を敷いた三方に、山になるように積み上げる。
串団子は、3のみたらしあん・混ぜ合わせたBのきな粉・つぶあんをそれぞれつけていただく。
白みその月見汁
材料 4人分
人参 | 1/2本 |
青ねぎ | 2本 |
ごぼう | 1/2本 |
里芋 | 300g |
酢 | 少々 |
塩 | 少々 |
鶏もも肉 | 100g |
サラダ油 | 小さじ2 |
だし汁 | 4カップ |
白みそ | 100g |
作り方
1.
人参は皮をむいていちょう切りにする。
青ねぎは小口切りにする。
ごぼうは包丁の背で皮をそぎ、ささがきにして酢水にさらし、あくを取る。
ごぼうは皮の近くにうま味があるので、包丁の背で薄くそぎ、あくが強いのですぐ酢水につけます。
2.
里芋は手に酢水をつけて皮をむき、ボウルに入れて塩でもみ、水で洗う。
鍋に水を入れ、里芋を加えて竹串がスーっと通るまで下ゆでする。
鶏肉は余分な脂肪を取り除いて一口大に切る。
●里芋は滑りやすいので、大人の人にむいてもらいましょう。
● 手に酢水をつけてむくと、手がかゆくなるのを防ぎます。
● 里芋は塩でもんでぬめりを取り、下ゆですることで、味がしみ込みやすくなります。
3.
鍋にサラダ油を中火で熱し、2の鶏肉をいためる。
肉の色が変わったら、1の人参・ごぼう・2の里芋を加えていため合わせる。
全体に油が回ったらだし汁を入れて、あくを取りながら火が通るまで煮る。
あくは臭みやエグ味のもとなので、取り除きます。
4.
みそを溶き入れてお椀に注ぎ、ねぎを散らす。