2016年10月03日

「もずく基金」産地見学・交流会を開催

☆日程 2016年8月23日(火)~25日(木)

☆参加 鳥取県生協、生協しまね、おかやまコープ、生協ひろしま、コープやまぐち、コープかがわの組合員親子(家族)、職員

☆目的  コープCSネットでは、恩納村漁業協同組合がすすめる"里海づくり"サンゴ礁の海を守り育む活動に中国地区5生協及びコープかがわと共に取り組んでおり、共感の和が広がっています。夏の親子企画も6回目を迎えました。次世代につなげる取り組みとして"もずく"が環境保全に役立ち、サンゴが海の生態系に大きな役割を果たしている現状を聞き、体験、実感したことを親子で学びます。干潟で海の生きもの観察を行ない環境活動の必要性や産地への理解を深め、さらに、沖縄の食文化や琉球の歴史を実感します。

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☆産地見学・交流会☆

◇里海づくり学習会~干潟の観察

恩納村漁協の比嘉指導担当よりサンゴともずくの関係や今年もサンゴの
状況など画像を含めて楽しくお話いただきました。
干潟の観察では沖縄環境分析センター上原先生より干潟の生き物について事前に学習し、参加の子ども16人で34種類の生き物と5種類の絶滅危惧種を発見しました。

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◇サンゴ移植~海ぶどう養殖~夕食交流会

参加者全員、暑い中でしたが、サンゴ移植台に想い想いにメッセージ
や絵を描きました。(サンゴ頑張れ!サンゴ大きく育て!)
夕食交流会には恩納村村長、恩納村漁協組合長に参加いただき
ました。(行政、生産者、メーカー、生協が一体となった取り組みの一部です。)

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◇恩納村の海を体験、もずくの加工場も見学

台風はまだ遠くで、少し波もありましたが、グラスボートからサンゴ礁の現状を見ることができました。大きく育ったサンゴに感動!反面、海水温の上昇で白化したサンゴもあり、心配はつきません。
子どもはシュノーケリングを同じくサンゴ礁や沢山の魚を目にしました。

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◇美ら海水族館

復習も含めて、美ら海水族館を見学、サンゴ礁部屋もしっかり拝見して
 沖縄の海を再確認しました。やはりジンベイサメは大きい!


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◇コープおきなわの店舗を視察
那覇市鏡原町にあるコープおろく店を視察しました。歓迎のPOPや
沖縄の特産品のコーナーも設置いただきました。
また、歓迎の店内放送もあり、一同生協の一体感に触れました。


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◇沖縄の歴史、食文化、平和について学びました。
公設市場や首里城では食文化や歴史を知り、旧海軍司令部豪では地上戦となった南部地域の状況を参観しました。


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◇サンゴ礁ともずく基金の現状
沖縄地域も天候不順で、温暖化の影響による海水温上昇もありサンゴ礁は白化の危機に直面しています。海水温が1日でも早く下がる事を願うばかりです。
なお、もずく基金は6年間で1000万を超え、移植したサンゴは4100本になりました。今後もさらなる活動を継続していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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