人気商品のヒミツ

vol.22

「人気商品のヒミツ」ではコープCSネット開発商品・コープ人気商品を紹介しています。

コープCSネット独自開発商品 生冷し中華
この方に伺いました!

株式会社飛竜 岡崎信人さん

錦糸卵にキュウリやトマトといった夏野菜、ハムや焼豚の上に紅ショウガをのせて、練りからしが添えられているのが定番の冷し中華です。しかし、近年ではこの冷し中華の具材にもいろいろ変化が生まれており、ツナやカニカマ、棒棒鶏に海老やきくらげなど様々な具材をのせてアレンジを楽しんでいる方々も大勢いらっしゃいます。このように、お好みの具材でいろいろアレンジしてみるのがおすすめです。

商品特長

コープCSネット独自開発商品
生冷し中華(しょうゆだれ・ごまだれ)
2食(麺100g×2 たれ付)

岡山県産小麦「ふくほのか」を使用した、喉越しのよいツルツルシコシコした食感の麺です。たれは、酸味をおさえたさっぱり風味のしょうゆ味と、ねりごまを配合した香ばしいごまだれ味から選んでいただけます。

開発までの経緯・ストーリー

●2008年6月:生麺を使用した冷し中華を開発

夏場の食欲がない時にでもさっぱりとおいしく、しかも生麺を使用した冷し中華をご家庭でも味わっていただけるように開発しました。

●2016年4月:小麦粉変更に伴い、おいしくリニューアル

岡山県産小麦の奨励品種が「シラサギ小麦」から「ふくほのか」へ変更になったことに伴い、原料で使用している小麦粉を変更しました。それに合わせ、麺の食感もより弾力のあるものにリニューアルしました。

おすすめポイント

もちっとした食感の麺

麺は、岡山県産小麦「ふくほのか」を使用しています。「ふくほのか」を使用した麺は小麦特有のほんのりした甘みと、もちっとした食感が特長です。小麦本来の味を再現するため、試行錯誤を繰り返しました。今回(2016年4月)のリニューアルで卵白粉を抜くことで、アレルゲン「卵」を排除しました。

しょうゆだれとごまだれから選べます

しょうゆだれは、酸味を抑えた少し甘めのたれ。ごまだれは、まろやかでコクのある練りごまに、しょうゆの旨みを加え、すっきりとした酸味をきかせたたれです。組合員さんに支持されているたれの味の傾向をさぐり、試作を繰り返して作りました。

食べやすい量

麺は1玉100gと、子どもからお年寄りまでおいしく食べていただける量です。たれは、これまでの量では少ないという声をいただいていたので、リニューアルを機に、しょうゆ・ごまとも50gにしました。麺にハムやきゅうりなどの具材をトッピングしたときにちょうどよい量です。

こだわりの製麺会社へ製造を委託

「コープCSネット独自開発商品 生冷し中華」は岡山県岡山市にある(株)飛竜に製造を委託しています。(株)飛竜は、チルド麺(ゆでうどん・ゆで中華めん・ゆでそば・蒸し焼そば・生中華めん)を中心に製造している会社です。昭和16年の創業時より、たえず新しい商品開発と生産の近代化に努め、安定した品質管理・供給能力・価格政策を堅持しながら、誰にも愛される本物のおいしさをお届けするよう努められています。

あらたくんの豆知識

Q 調理の際のポイント(おいしくいただくコツなど)

あらたが答えるよ

麺を茹でる時は、たっぷりの沸騰したお湯で茹でるのが第一条件です(少ない湯で茹でると、茹で湯が汚れすぎて沸点が低くなり、麺を茹でるというより蒸す状態になります。そうすると麺の表面がざらざらになり、ネチャッとした食感で茹で伸びしやすい麺になります)。茹であがった後は、冷水でよく洗い、ぬめりを落としてやることで、食感がよくなります。


Q 冷し中華は和食!?

あらたが答えるよ

冷し中華は、名前に「中華」とつくので中華料理だと思いがちですが、実は日本生まれの和食だということをご存じですか?発祥には諸説ありますが、最も有力なのが、1937年に宮城県仙台市青葉区錦町の「龍亭」で発売された「涼拌麺(りゃんばんめん)」だという説。当時は冷房がなく、夏場はラーメンの売り上げが激減していた中、なんとか夏場に売れる商品をと考えたのがこの「涼拌麺」。水洗いした中華麺にキャベツ、キュウリ、ニンジン、トマトなどの野菜とチャーシューをのせ、鶏ガラスープに醤油と酢で作ったタレをかけたこの料理は一躍大ヒットし、戦後「冷し中華」として全国へ広がっていったそうです。


Q 各地で愛される冷し中華

あらたが答えるよ

冷し中華という名称は、日本各地で呼び名が違います。例えば北海道では冷やし中華ではなく「冷やしラーメン」と呼ばれ、広島県の呉市では冷し中華に使用される麺が平麺であるため「呉冷麺」という名前で県民から愛されています。愛知県では、冷し中華の上にマヨネーズをかけて食べるのが一般的となっています。マヨネーズを冷し中華にかけることによって酸味のきいたかけ汁が苦手な方でも口あたりがやわらかくなり、おいしく食べることが出来ます。そのため現在ではこの食べ方が徐々に全国に広まりつつあります。


リニューアルに先駆けて、試作品をお試しいただきました
(モニター:会員中国5生協 906名の組合員さんに評価いただきました。)

総評として「おいしさ」についてはいかがですか?

しょうゆ:「おいしい」と「まあまあおいしい」で79.4%、ごま:「おいしい」と「まあまあおいしい」で74.1%と高い評価をいただきました。

  • 麺がシコシコしてとてもおいしかったです。(生協ひろしま 組合員さん)
  • 家族で食べ、皆おいしい!と好評でした。(生協しまね 組合員さん)
  • 麺ののどごしがよかった。食べやすかった。(おかやまコープ 組合員さん)
今回増量したたれの量について

「適当」と回答されたのはしょうゆ・ごまとも69.3%でした。

  • ごま
  • 具をたくさんのせて食べたので多くても嬉しい。(おかやまコープ 組合員さん)
  • たれの量は麺に対して少し多めだと感じましたが、のせる具材や量によってはちょうどよくなるので、少し多めくらいがちょうどいいのだと思った。(生協しまね 組合員さん)
  • 少し濃く感じましたが、いつもは後半になると味がぼけてきがちなので最後までおいしかったです。(鳥取県生協 組合員さん)

  • しょうゆ
  • 酸味が減り、おいしかったです。(生協ひろしま 組合員さん)
  • いつも「たれが少ない」という夫と息子のためには、今回のたれ増量はとても嬉しいです。(生協しまね 組合員さん)
  • トッピングにもたれがよくからんでおいしかった。(おかやまコープ 組合員さん)
この商品が企画されたら、利用しようと思いますか?

「毎回利用したい」「ほぼ利用したい」「たまに利用したい」の割合は、しょうゆで82.4%、ごまで79.3%と高い支持をいただきました。

  • 麺がおいしいから安売りのときに買いたい。(おかやまコープ 組合員さん)
  • しょうゆだれの味も程良く、今度からは買いたいと思いました。(生協ひろしま 組合員さん)
  • ごまだれは今まで買ったことが無かったのですが、おいしかったので買ってみたいと思いました。(おかやまコープ 組合員さん)

メーカーさんからのおすすめ

冷し中華は暑さで食欲がないときによく食べられている料理の1つです。同じ冷たい麺料理といえば、そうめんや冷麦が挙げられますが、汗で失われるミネラル類やビタミン類を補うことが出来ません。しかし、様々な具材がのった冷し中華ならば、食欲が減退中でもツルっと食べることができ、さらに野菜や卵、肉をバランスよく摂取することが出来るため、暑い夏を健康に乗り切ることが出来る優れた料理だと言えます。

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