人気商品のヒミツ

vol.10

「人気商品のヒミツ」ではコープCSネット開発商品・コープ人気商品を紹介しています。

コープCSネット独自開発商品 恩納村産味付もずくシリーズ 恩納村産味付もずくシリーズの原料は、独自の品質基準を設け、基準に適合したもののみ使います。調味料の持ち味を生かしたあっさりまろやかな味で、お好みの野菜等を加えてもおいしくお召し上がりいただけます。一人前からご利用いただける個食タイプです。

恩納村産味付太もずく

50g×4

沖縄県恩納村産のコシのある太もずくを、かつお節エキスを加えた三杯酢で味付けしました。

恩納村産味付糸もずく

50g×4

沖縄県恩納村産の口あたりがなめらかな糸もずくを、かつお節エキスを加えた三杯酢で味付けしました。

恩納もずく(三杯酢)

40g×4

シャキシャキした食感とぬめりの強さが特徴の沖縄県恩納村産のもずくを、ダシの旨みをいかした三杯酢で味付けしました。

この方に伺いました!

株式会社井ゲタ竹内
営業部 道端和陽さん

コープのもずくの産地は沖縄県恩納村。自然豊かな海で、もずくの生産を行っています。また、サンゴ礁豊かな元気な海を作るため、サンゴの苗を植える活動をしています。組合員さんの商品利用によって、この活動の支援となる「もずく基金」は積み立てられます。もっと元気な海で、もっと美味しいもずく。食卓にあがるもずくが楽しみですね。

開発までの経緯・ストーリー

●2006年4月:会員生協PBを統合しコープCSネットPB化

鳥取県生協・おかやまコープ・生協ひろしま・コープやまぐちのPB商品を統合し、コープCSネット「恩納村産味付太もずく」、コープCSネット「沖縄産味付糸もずく」としてPB商品がスタートしました。

●2010年4月:サンゴ礁の海を守り育む活動を漁協・メーカー・行政と共に進めました

もずくの産地である沖縄県恩納村漁協と製造メーカーの(株)井ゲタ竹内、恩納村、コープCSネットの4者は「サンゴ礁再生事業支援協力協定」を締結、もずくの販売を通じて基金を積み立てる「もずく基金」を開始。

●2012年10月:新種のもずくをコープCSネットPB化

新種『恩納1号』をコープCSネット「恩納もずく」としてPB商品がスタート。

●2014年2月:規格の変更および品質を向上させました

コープCSネット「恩納村産味付太もずく」・「沖縄産味付糸もずく」について規格を変更し、同時に原藻比率を上げ、品質レベルを向上させました。またコープCSネットのもずく製品として、統一した産地名・イメージの包材デザインに変更しました。

●2022年:フタ材にリサイクルPETフィルムを採用しました

「恩納村産味付太もずく」「恩納村産味付糸もずく」について環境への配慮を目的に、フタ材にリサイクルPETフィルムを採用しました。

●2023年4月:規格変更を行いました

おすすめポイント

海中で養殖中のもずく

もずくの産地 沖縄県恩納村

沖縄県恩納村漁協は、もずくの養殖技術の確立に力を注いできました。参加する漁協組合員の結束力も高く、品質向上のための漁協内のルール作りやトレーサビリティーのための生産者記録など、前向きに様々な取り組みを行なっています。産地との信頼関係を構築することで、市場価格の変動に左右されにくい安定した品質・価格の原料の供給が可能となっています。

原料の品質チェック

もずくの品質は、海水温や日照時間などの自然環境によって変化します。製造メーカーである(株)井ゲタ竹内では、原料の入荷ロットを細分化し、独自の品質基準を設け評価し、基準に満たない原料は使用しません。

もずくの選別は手作業で丁寧に行ないます

上質なもずくほど しっかり選別

自然の海で育つもずくですので、小エビや他の海藻なども同じ養殖場に生息します。これらは、もずくと一緒に収穫されてしまいます。選別台にもずくを丁寧に広げ、目と手の感触でほぐしながら選別除去していきます。手間の掛かる仕事ですが、重要な作業です。

あらたくんの豆知識

Qもずくの種類って?

あらたが答えるよ

私たちが食べているもずくは、大きく分けて「糸もずく」と「太もずく」の2つあります。「恩納もずく」は2006年に発見された新品種です。

「太もずく」・・・学名を「オキナワモズク」といい、沖縄などの南西諸島特有のモズクで、本土ではほとんど見られません。太もずくは繊維の中にヌメリを蓄え、コリコリッとした歯ごたえがあるのが特徴です。「糸もずくが成長して太もずくになるの?」と問い合わせがありますが、全く違う種類の海藻です。収穫期は概ね4月〜6月頃。

「糸もずく」・・・学名は「モズク」で、能登半島や山陰沿岸にも自生します。細いモズクの表面にヌメリがあり、ツルツルッと口当たりがなめらかなのが特徴です。沖縄県で養殖されていますが、その養殖されている産地は限定されており、養殖規模も「太もずく」よりかなり少ないです。収穫期は概ね12月〜1月頃。

「恩納もずく」・・・2006年1月に恩納村漁協の漁業者が偶然発見したモズクで、食べてみて「デージ、上等やっさ〜(すごい、いいものだね〜)」と言ったほど美味しさ、食感が素晴らしく「奇跡の発見、海からの贈り物」と反響を呼んだモズクの希少品種です。「糸もずく」のヌメリの強さと「太もずく」のシャキシャキした歯ごたえのある食感とを併せ持った"いいとこどりのモズク"です。現時点では、恩納村でしか養殖されておらず、その養殖規模も拡がっていません。収穫期は「糸もずく」と「太もずく」の間の2月〜3月頃。


Qサンゴ礁の海を育む「もずく基金」とは

あらたが答えるよ

コープのもずくの産地、沖縄県恩納村のサンゴは、1998年と2001年の海水温の上昇により、大きなダメージ(白化現象と呼ばれるサンゴの死滅)を受けました。命を育む海を未来にわたって保全するために、中国地区5会員生協とコープかがわの組合員が対象商品を利用し、売り上げの一部を「もずく基金」として恩納村のサンゴ礁再生事業に役立てています。産地である沖縄県恩納村漁協と製造メーカーの(株)井ゲタ竹内、恩納村、コープCSネットの4者が2010年4月に開始しました。
詳しくは「もずく基金」


担当者のおすすめ

もずくには海産物としてナトリウムやカルシウムなどのミネラルが豊富なのはもちろん、ヌメリの成分は、フコイダン・アルギン酸という食物繊維で、これが体にも良いとされ注目されています。
沖縄県恩納村産もずくの各々の特徴的な食感を活かして、より素材感を強めるために固形率を高めました。

・CS恩納村産味付糸もずく  64.0%(1カップ50gに含まれるもずく32g)
・CS恩納村産味付太もずく  58.0%(1カップ50gに含まれるもずく29g)
・CS恩納もずく(三杯酢)   72.5%(1カップ40gに含まれるもずく29.0g)

〜 組合員さんのおすすめアレンジ 〜

・おろし生姜をのせて頂くのがお気に入りです。(生協ひろしま組合員さん)
・オクラや長いものすりおろしといっしょに食べると手早く出来ておいしいです。(生協しまね組合員さん)
・キュウリやトマトやワカメなどを入れると、ボリュームが出ておいしく頂けます。豆腐の上にのせて食べるのも好きです。(コープやまぐち組合員さん)
・サラダや酢の物に合わせて使っています。卵3個にもずく1個足して玉子焼きにしても美味しいです。(コープやまぐち組合員さん)
・生野菜にドレッシングがわりに味付けもずくをかけて食べたら美味しいと教えてもらい、それからよく食べています。酢の味が美味しいです。(おかやまコープ組合員さん)
・鶏むね肉、豆腐、しいたけ、卵、白菜に鶏ガラスープの素、塩、こしょう、しょうゆで味付けしたスープにもずくを入れ、サンラータン風にして食べます。好みでラー油も入れて。おいしいですよ!(おかやまコープ組合員さん)

ページの先頭へ