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おじいちゃん、おばあちゃんに! ちらし寿司を作ろう |
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まぐろのごま和えちらし
1. 米を炊く

A
米3合をとぎ、3合の目盛りより少し少なめの水加減で炊く。
寿司飯を作るときは、出来上がりがべちゃっとならないよう、水を少なめにして炊こう。
Aさあ、がんばるぞ〜!
2. まぐろを漬ける

ボウルにすりごま(大さじ4)、酒(大さじ1 ½)、しょうゆ(大さじ4)、おろしわさび(小さじ2)を入れて混ぜ、魚河岸のまぐろ中おち(240g)を漬ける。貝割れ大根(1パック)は根元を切り落としておく。
3. 寿司飯をつくる

B
炊き上がったご飯を寿司桶に入れる。ちらし寿司の素(2袋)を加え、うちわであおぎながらご飯をしゃもじで切るように混ぜる。
Bうちわであおぎながら混ぜるのは、余分な水分を飛ばすため。水分がとぶと、ご飯がツヤツヤしてくるよ。
4. 仕上げる

C
(3) の寿司飯に、漬けたまぐろの半量を汁気をきって加え、貝割れ大根(半分残しておく)をのせ、さっくり混ぜて器に盛り、残りのまぐろ・貝割れ大根・添付ののり・ごまを散らし、好みでわさびを添える。
C子どもはわさび抜きで作ろう。錦糸卵やいくらをのせると彩りが華やかになるよ。
豆腐のヨーグルトケーキ
1. ゼラチンをふやかす

A
粉ゼラチン(10g)は水60ccでふやかし、充てん豆腐(150g)は裏ごしする。
A水の中にゼラチンをふり入れてサッと混ぜると、ムラにならずにふやかせるよ。
2. 牛乳に砂糖を加える

B
小鍋に牛乳(½カップ)と砂糖(70g)を入れて火にかけ、かき混ぜながら砂糖を溶かす。約40℃(お風呂の湯くらい)になったら火を止め、(1) のゼラチンを加えてよく混ぜ合わせる。
Bゼラチンは絶対にふっとうさせたらダメ!固まらなくなるよ。
3. ハンドミキサーで混ぜる

C
ボウルに生クリーム(½カップ)を入れ、ボウルの底を氷水で冷やしながらハンドミキサーで泡立てる。7分立てにしたら (2) とプレーンヨーグルト(100g)、(1) の豆腐、レモン汁(小さじ2)を加え、今度は泡立て器で混ぜ合わせる。
C「7分立て」とは、クリームを泡立て器で持ち上げ、クリーム状にすじが 残るくらいの状態。泡立てすぎると分離するので気をつけてね。
● 生クリームの中に水が入らないようにしよう。
4. 冷蔵庫で固める

型に入れて冷やし固め、レモン(いちょう切り)とミントを飾る。
敬老の日 大好きなおばあちゃん、おじいちゃんに感謝の気持ち
敬老の日とは
もともと「としよりの日」という名前で昭和29年に制定されましたが、もっといい呼び名をということで昭和39年に「敬老の日」となりました。そして昭和41年には「お年寄りを敬愛し、長寿を祝う日」として国民の祝日となりました。お年寄りとゆっくり過ごす時間も少ない忙しい毎日。せめて敬老の日の1日、感謝し、いたわり、楽しく語り過ごす1日にしたいものですね。
ご年配の方の食卓づくり
ご年配の方の献立づくりで、普段から心がけたいポイントをいくつかあげておきましょう。
- 嗜好を大切にし、好みのものを取り入れる。
- 食べやすく飲み込みやすいように配慮して調理する。
- 味覚の変化(とくに塩分)に注意する。
- 生活を楽しむための食事に配慮し、彩りや組み合わせを考えて食欲をそそる工夫をする。
- 調理が簡便で、しかも基本的な栄養がしっかり摂れること。
お祝いメニューは「少量多品目」
献立はあっさりとした魚料理をメインに、野菜の煮物、豆腐、卵など副菜を添えて。汁物を加えると、ごちそうの雰囲気が生まれます。ご年配の方は小食になりがちですから、一品の量を少なくし、品数を多くしましょう。少しずついろいろなものが並ぶと、見た目に楽しく喜ばれます。
豆知識
長寿のお祝い
還暦(かんれき) 数えの61歳(生まれた年の干支に戻るという意味)
古稀(こき) 数えの70歳(中国の詩人杜甫の詩「人生七十古来稀也」に由来)
喜寿(きじゅ) 数えの77歳(喜の字のくずしが七十七に通じることから)
米寿(べいじゅ) 数えの88歳(米の字をばらすと八十八になることから)
卒寿(そつじゅ) 数えの90歳(卒の字に略字を卆と書き、九十と読める)