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ごはんとお味噌汁 |
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ごはんを炊こう!
1. 米を計る

A
お米をはかるカップは180ミリリットルだよ。
A山盛りでもへこんでてもダメ!!
だよ。
2. 米を洗う(研ぐ)

B

C
ボウルにザルを重ねて水をはり、お米を入れて手の平で軽く押すようにして研ぎ、水が白くにごったら水をかえ、2〜3回くり返し、水を切って30分置く。
Bはじめの水はお米が吸ってしまうので、すぐ捨てないとぬか臭くなるんだよ。
Cザルにあげて20分。お米がこんなに。
3. 水を入れてスイッチON

D
炊飯器に米を入れ、水を3合の目盛りまで入れてふたをし、スイッチを押す。
D平らな所に置いて、水の線がぴったり目盛りに合うようにしてね。
4. 炊き上がり

E
炊き上がったら、しゃもじで混ぜる。
Eしゃもじでそこから混ぜる。これで水分が均等になってご飯がおいしくなるのよ。。
おみそ汁を作ろう!
材料(4人分)
水 | 4カップ |
いりこ(煮干) | ひとつかみ(中羽12〜13匹) |
大根 | 約5cm |
ワカメ | 20g |
みそ | 大さじ4強 |
1. いりこの頭と腹わたをとる

頭と腹わたは苦み・えぐみがあります。
2. いりこを煮出す

水を計って鍋に入れ、いりこも入れて火にかけ、沸騰したら弱火で約4分間煮出す。
火を止めて網でいりこをすくいとる。
3. 具を切る

A

B
ボウルに水をはりワカメを戻し、水で洗ってざく切りにする。大根はピーラーで皮をむいていちょう切りにする。
Aワカメは戻すと約4倍にふくらむよ!
B包丁を持たない方の指は、猫の手だよ
4. みそを溶く

だし汁に大根を入れて火にかける。やわらかくなったらワカメを入れ、弱火にしてからみそを溶き入れて火を止める。
みそを入れたら沸騰させちゃダメ! 風味が落ちちゃうよ。
日本人の元気を支える「ごはん」と「みそ汁」
ごはんの歴史
私達日本人が白いご飯を食べるようになったのは、江戸時代の中期になってからと言われています。それまでには主に玄米を食べていたようです。

弥生時代
土器で玄米を煮たり蒸したりして食べていた。
奈良時代
土器で煮た水分の少ない固めのおかゆを食べるようになった。
これが白ごはんのルーツ。
平安時代
かたいおかゆが、さらに水分が少なくなって飯(めし)となり、「姫飯(ひめいい)」と呼ばれるようになった。
鎌倉時代
金属や陶器の釜が広まり、つばのついた羽釜が登場。調理も「煮る」だけから、煮る・蒸す・焼くを合わせた「炊く」に発展。
江戸時代中期
厚手のふたをつけた釜が広まり、煮る・蒸す・焼く(余分な水分をとばす)を合わせた「炊き干し」の方法が定着。
ごはんに、「1汁3菜」を見直そう

元気を作る食卓の基本は「1汁3菜」
昔から言われてきた「1汁3菜」は、栄養バランスがとれた食事の代名詞です。
献立としては主食と汁物、それと主菜と副菜ですが、現代の食卓事情に合わせたそれぞれの1汁3菜を考えてみたいものです。
いずれにしても、大切なのは栄養のバランス。主菜は肉料理か魚料理、他に具沢山のみそ汁やスープ、野菜や海藻類、豆類を使った副菜が理想です。
野菜は汁ものに入れるとたくさんとれます
野菜を食べない子には、うす味のみそ汁(スープ)に入れて食べさせましょう。生野菜よりも量がとれ、色の濃い野菜を入れるとさらに栄養価も高まります。ただし、汁は残しても具をきれいに食べることが大切です。
朝・昼・晩の3食をバランス良く。
健康な体づくりには、3食をバランス良く食べることが大切です。現状は「朝食」が最もおろそかになっていることが多く、栄養バランスの崩れが心配されます。朝食を食べられないのは、生活習慣に問題があることが多いと言われているため、育ち盛りのお子さんをお持ちのご家庭は、起床時間など生活習慣から見直したいものです。