2009年3月23日
キャセイ食品の冷凍野菜の産地偽装についてのお詫びとお知らせ
組合員・消費者の皆様へ
キャセイ食品の冷凍野菜の産地偽装についてのお詫びとお知らせ
2009年3月23日
いつも生協をご利用いただき、ありがとうございます。
昨年11月、キャセイ食品株式会社(本社:東京)の長崎工場において、中国産原料を混入させた冷凍野菜を「国産」として出荷していたとの報道がなされました。この報道を受け、コープCSネットでは同工場で製造されていた商品の取り扱いを中止させていただきました。その後の11月14日、農林水産省は同社に対し、冷凍野菜商品について不適正表示が確認されたとして、JAS法にもとづく改善指示を行いました。改善指示の内容は以下のようなものです。
1.キャセイ食品株式会社は、長崎工場において、国産原料に中国産の冷凍野菜(さといも、にんじん、ブロッコリー、キヌサヤ、小松菜、インゲン、グリーンアスパラ、カリフラワー、オクラ、大根葉の計10品目)及びアメリカ産の冷凍野菜(グリーンピース)を混入したにもかかわらず、「国産」として販売した。
2.上記商品は2008年1月から同年10月14日までの期間販売されていた。
3.上記商品の販売量は約698トンであり、そのうち外国産原料が約348トン(約50%)混入されていた。
この発表を受けてコープCSネットが取り扱っていた商品についての調査を進めてきましたが、各種帳票類などが警察に押収されており、偽装の有無について最終的な事実確認を行うことができませんでした。 しかしながら、これ以上時間をかけて調査しても農林水産省が発表した内容以上のことは分からないことも危惧される中で、コープCSネットがキャセイ食品の商品を仕入れていた取引先から、偽装の可能性が考えられる原料について一部返金をしたい旨の申し入れがありました。 つきましては、農林水産省の調査により偽装があったとされる期間に下表記載の商品をご利用いただきました組合員の皆様に商品代金の一部をご返金させていただくこととし、当該組合員の皆様には個別にご連絡を差し上げ、3月4回の「商品お届け表」にてご返金をさせていただいております。 なお、商品の安全性(残留農薬)については問題ないことが確認されています。
【返金の対象とさせていただきました商品と企画回】
*返金額は、中国産の混入率を50%として、国産と中国産の価格差をもとに計算しました。
ご心配、ご迷惑をお掛けしましたこと、またご報告が遅くなりましたことを深くお詫び申し上げます。今後とも商品の品質管理にいっそう努力してまいりますので、引き続き生協商品のご利用をよろしくお願い申し上げます
生活協同組合連合会コープ中国四国事業連合(コープCSネット)
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